つまんねー人間の生態

自他共に認める無趣味のつまらない人間。無職で引きこもりニート。元ブラック企業戦士。備忘録、兼クソのような手記。

「武道」が嫌い

突然だが自分は「武道」が嫌いである。

 

柔道・剣道・空手などあるが

 

どれも嫌いだ。

 

理由は簡単、武道を使って「いじめ」を受けたから。

 

なんだしょうもない、どこにだっていじめはあるだろ

 

と思う人もいるだろう。

 

確かに、どのスポーツ・どの団体・どんな集団にもいじめなんてはびこっている。

 

だが

 

「武道」には「心技体」だの「柔よく剛を制す」だの「健全な精神は健全な肉体に宿る」だの

 

自分たちがしていることは単なる競技やスポーツではなく互いが互いの精神を高めあう「武道」であるだの

 

礼に始まり礼に終わるだの

 

ごちゃごちゃ耳障りのいいことばっかり言いやがって

死ね!!!

 

スポーツや競技にいじめがあるのはわかる。(わかりたくないけど

 

競い合うスポーツにおいて下手くそは笑われるだろうし、上手いやつは尊敬されてしかるべきだと思う。

 

じゃあ武道ってなんなの?

 

武道ってそもそも、よえー奴が技術でつえー奴に対抗する手段なんじゃねーの?

 

強豪校で全国大会を狙う学校ならまだしも

 

市内の教室とか、普通の学校なら、まずは武道が何たるか、とか心構えから教えて

スポーツじゃねーんだから勝つことよりもまず相手を敬うところから始めろや。

 

・・・さて、前置きが長くなったが私が武道が嫌いな一番の理由はそこじゃない。

 

一番嫌いなところは

 

「武道」によって不良少年たちを更生できると本気で考えている、武道のしすぎで頭のネジが吹き飛んだ

クソアホ指導者どもである

 

私は幼少期から泣き虫で気が弱く、これではいけないと考えた両親の勧め(強制的に)で市内の空手教室に通わされていた。

 

痛がり怖がりの私はそりゃあもう嫌で嫌で仕方なかったが、年齢が上がるにつれ少しづつ慣れていき、そこそこの体格と技術を会得した。

 

中学に入り、習っていた空手を活かすため空手部に所属したのだが

 

これが人生最悪の選択だった。

 

当時の学校はやべーヤンキーが蔓延っており、ちょうど私が入学する年に卒業したのだが

今度はその、やべーヤンキーの弟や妹が続々と入学していた。

 

当時の校長は、いわゆる普通の校長だったのだが

 

それを受けてか

 

私が入学したと同時に校長が変わり、

バリバリの武闘派で空手で現役時代・監督時代も全国大会に行くくらいのやべー奴が着任した。

 

なんでも学校に乗り込んできた暴走族を一人でボコボコにして追い返した、とか

ありとあらゆる格闘技に精通して、いろんな段位をもっている、とか

 

その校長が、やべーヤンキーたちを

「空手部に半ば無理やり入部させ更生させちゃおう作戦♡」

を実施したもんだから

 

空手部は学年中のヤンキーが集まるやべー部活になってしまった。

 

そこに入部した陰キャの私。

 

結果は火を見るよりも明らかである。

 

陰キャ仲間は次々と退部し、ヤンキーの練習相手になる回数がどんどん上がっていった。

 

そのなかでも自分を執拗にイジメてきた「T」というやつがいたのだが

 

危険な技の練習相手にあえて私を使ったり

教室のど真ん中でみんなに見せつけるように私を殴ったり

当時好きだった女の子に無理やり告白させられたり

Tがしたことの罪を私にかぶせられたり

 

挙げればキリがないが典型的なイジメだった。

 

特に嫌だったのが「接待空手」

 

練習だろうが試合だろうがヤンキーというのは

「負けたら舐められる」という謎の教えを代々受け継いでいるらしく

 

私に負けると極端に不機嫌になり怒るのだ。

「おかしい!こいつに負けるなんてありえない!むきー!」

 

こうなると非常に面倒くさいので当時中学生だった自分が覚えたのが

明らかに手を抜かず、ぎりぎりのところで負けて相手の機嫌を損なわない

「接待空手」である。

 

接待をしてればレギュラーメンバーには入れるはずもなく、

いわゆる「2軍」が定位置に。

 

レギュラーメンバーには部室が割り振られ、我々2軍は3年間真冬だろうが外で着替えさせられた。

(レギュラーメンバーと仲のいいレギュラー外ヤンキーたちはなぜか部室を普通に使っていたが)

 

イジメられ、全力を出して頑張ることもできず、

勉強や学校生活のやる気も起きない

 

仮病を使って学校を休んだり、部活に行ったふりをしてサボったり

引きこもりの一歩手前まで病んでしまった。

 

今も当時の精神を引きずって生きている。

 

当のヤンキーたちはというと

誰一人更生などせず、弱いものをイジメ続け、

単車を乗り回しタバコを吸い

果ては傷害事件・少年院・薬物などなど・・

 

今では普通に働いているそうだが

 

あと感じたのは

 

ヤンキーの更生、という部分に躍起になっていたので指導者たちは常にヤンキーたちに目を向け、可愛がり、手をかけていたので

 

陰キャ不登校になろうが、部内でいじめが蔓延っていようが

 

特に何もしてはくれなかった。

 

 

 

 

 

 

武道とはいったいなんだったのか。

 

陰キャたちに心の傷を与え

ヤンキーは誰も更生できず

ただ、いじめの方法に暴力が加わっただけ

 

これが健全な精神か?

これが心技体か?

これが武道の心か?

 

聞けば柔道部や剣道部も似たようなものだという。(規模に差異有れど

 

てめえが雑魚だからだろw

悔しかったら強くなればいいじゃんw

 

こんな声も聞こえてきそうだが

 

じゃあ武道の精神なんていらねーじゃん

強けりゃいいんでしょ?

 

心技体?

心いらねーじゃん。体デカくして技だけ磨けよ。

 

健全な精神なんていらねーじゃん。

健全な肉体のみにステ振りしろや。

 

耳障りの良い言葉を並べて健全な精神の育成とか

 

二度と言うな

 

死ね!!!

 

ていうかまず自分たちの精神を見直せクソアホ指導者ども。

 

お前らみたいなクソアホが何にも考えずに偉そうにふんぞり返ってるだけだから更生も出来ねーし、いじめもなくなんねーんだよ。

 

所詮、武道なんて格闘技と何ら変わりない。

 

だったらまだスポーツのほうが人に危害を意図的に加えようとしないだけマシ。

 

自ら進んで人を殴り・蹴り・投げたりしたがる奴にロクな奴はいない。

 

一応段位取得者の私も含め、全員犯罪者予備軍みたいなもんだ。

(段位取得者は拳が凶器扱いになる、という都市伝説がまかり通るくらいには危険)

 

武道をやっていて、

「ふざけんな!武道はそんなんじゃねえ!」

「お前のところがたまたまダメだっただけで普通はそうじゃない!」

等々

このブログをみて気分を害した方

 

武道によって壊された俺の中学時代は帰ってこないんだよ?

そんな崇高な思いがあるなら今すぐ講道館なりなんなりに駆け込んで問題解決してみろ。

 

出来ねーなら、無理やり更生だのなんだの考える前に、今頑張って汗を流してる子供たち一人一人にキチンと目を向けて健全な精神とやらをしっかり教えこんでみろ。

 

なんにせよ俺は武道が嫌いだし、ヤンキーたちにいじめの方法を与え続けるクソアホ指導者も大っ嫌いだし、耳障りの良い言葉で武道オナニーするバカどもが

 

死ぬほど嫌い

 

ていうか

 

死ね!!!