つまんねー人間の生態

自他共に認める無趣味のつまらない人間。無職で引きこもりニート。元ブラック企業戦士。備忘録、兼クソのような手記。

遊びに誘われない人は、何故逆に誘わないのか

答えは簡単

 

誘われないから

 

さて、一休さん並みのトンチという名の屁理屈をこねたところで

私の今回の主張を聞いて

もとい

見ていただこうと思う。

 

世の中には人を遊びや旅行に誘う能動的な人間

その誘いに乗って様々なことをさせてもらっている受動的な人間がいる。

 

言うまでもなく私は後者に含まれるのだが

 

では何故受動的になってしまったのか、というそもそもの疑問から解決しよう。

 

人間というのはこの世に生を受けた瞬間から人格形成が始まる。

特に家族・親戚・周りの人間の影響というのは大きい。

 

一概には言えないが、よくしゃべる人間が周りにいれば真似をして話が好きな子供になるように。

 

私も小学生低学年くらいまでは、自分から遊びに誘うような人間だったと記憶している。

 

Q、何故自分から積極的にいかなくなったのか

 

A、断られるから

 

小学生も中学年になると、顔や性格、遊んでいて盛り上がるか、単純に面白い人間か、スポーツができるか、ゲームが上手いか、どんなゲームを持っているかなど

人間同士の値踏みが始まる。

 

子供というのは残酷で、

面白くなければ遊ばない。

「遊ぼうよ」といっても「嫌」の一言で終わる。

次の日学校に行くと「○○君と昨日ゲームした」

 

子供ながらに大きなショックを受けた。

ぼくはこの子と遊びたいのに何が嫌なんだろう。

 

ゲームの持ってる種類?おもちゃの種類?見たテレビの話?

わからないまま過ごすうちに、遊びたい子から

「今日、○○君と遊ぶんだけど一緒に遊ぶ?」と言われ「うん」と即答した。

 

楽しかったし、なにより友達が楽しそうだった。

自分にはこんなに友達を楽しませることは出来ない、と悟ってしまった。

 

それからは他人に合わせて生きてきた。

このゲームが面白い、と言われればそれを買いみんなに合わせた。

このテレビが面白い、と言われれば必ず見て話しに混ざった。

 

こうしてれば断られることはないし、なにより自分もとりあえずは輪に加われる。

自分の好きなこと、好きなものなんて必要ないし

どうせ自分から誘ったところで断られる。

 

その結果が受動的な人間。

 

するとどうだろう。

周りもだんだんその受動的な態度を「つまらない」ととらえだす。

言われるがまま、するがままに受け取る私を

 

自分がない

他人に流されるがまま生きている奴だ

 

周りは成長していくごとにどんどん自分を形成していくのに

私だけはいつまでたっても何かを他人任せにしている。

 

大人になればなるほど、そういう人間はおいて行かれる。

嫌われるのではなく

おいて行かれる。

 

嫌われる、というのは誰かからみたマイナスの一部でしかなく

他からみれば意外とプラスだったりする。

自分勝手で強引、というのも見方を変えれば

リーダーシップがあり他人を引っ張るまとめ役、ともいえるように。

 

受動的な人間というのは嫌われることは基本的に無い。

全ての意見に肯定的だし、表立って文句も言わない。

ただそこにいる「モブ」

だから、記憶に残らない。

 

学生時代にそこそこ遊んだ人から

「あー、なんかいたねそんな子」と言われるような存在。

 

人がいなくて困ったときにはいて欲しいけど、真っ先に誘うような人間でもない。

あと誰か一人くらい誘う?って時に迷った挙句ぎりぎり誘われない。

ちょっと無理のある日程にあともう一人、って時には必ず「急なんだけどどうかな?」と言われる。

 

それが私のような受動的な人間である。

 

そんなこんなで今まで生きてきたもんだから

今更、じゃあどこかに誰かを誘って遊びに行こう!となったところで

特に何かをしたいわけでも、どこかに行きたいわけでもないし

 

なにより興味がない。

アウトドアもスポーツも海も山も

海外も国内も

 

食べ物には多少惹かれるが、今の世の中そこで絶対食べなければ食べられないものなんかないし、たいがいのものは自分で自分好みに作った方がおいしいし安い。

 

誰かどこかに行けばもちろん楽しいし、何かをすれば面白い。

ただ、自分から他人を誘うほど強烈に惹かれるものがあるか、と言われればそんなことはないので誘わないし、誘えない。

一人でどうしてもしたい何かをして面白ければ誘うが、一度断られれば「じゃあもういいや。ひとりでやろ」とめんどくさがってしまう。

 

誘われない人間は誘いを断られることに慣れてしまった悲しきモンスターなのだ。

 

対異性にもその思考が出てくる。

 

女性を誘って断られることに疲れると

「だったらもういいや。風俗で性欲と女性と触れ合いたい欲だけ満たそう」

となり彼女がいないことをどうにかしよう、という気概がなくなっていく。

 

誘ったってこねーもん期待したって仕方ねーし

いちいち一喜一憂するのもしんどい。

誘われないならそれでいいし、自分からは誘わない。

今更自分は変えられないしね。

 

なんで俺はみんなから誘ってもらえないんだろ、と悩んでいる若者よ。

それは君がつまんないからだぞ

 

誘ってもらえるような人間になりたければパイオニアになろう。

みんながまだやっていないことを見つけて極めよう。

それか今の周りの人間をすっぱり諦めて自分の好きな分野の集団に入ろう。

 

自分を出してけ。

嫌われるかも、とビビるんじゃない。

嫌うやつは所詮合わなかっただけだ。

我慢して付き合ってもどうせ何かのタイミングで会わなくなる。

最終的には君と合う人間しか残らないんだから、好きに生きよう。

 

じゃないと

30過ぎで彼女いない歴=年齢で、友達もほとんどいない、仕事は底辺、本音を語れるのはこんなクソみたいなブログだけっていうみじめな人生を送る羽目になるかもしれないぞ!

 

・・っておーい!!それ僕ぅ!!それ僕のことぉ!!(クソ寒セルフノリ突っ込み