つまんねー人間の生態

自他共に認める無趣味のつまらない人間。無職で引きこもりニート。元ブラック企業戦士。備忘録、兼クソのような手記。

モテる努力って一体なんだ?

ご存知の通り、私には恋人がいない。

 

過去一度も出来たことは無いし

これから未来に出来るようなこともない。

 

そんな私だが、何もせずただただボーッと口を半開きにしてモテない事を嘆いてきたわけではない。

 

SNSや出会い系、街コン合コン、紹介など

 

これらの事は一通りやってきた。

 

世間一般でいうモテる努力とやらもしてきたつもりだ。

 

服装、髪型、メールのやり取りの仕方や会話の流れの持って行き方、モテそうな趣味など

 

そして思った。

 

あれ?これ意味なくね?

 

服装なんて最悪、マネキン買いすれば良い。

髪型なんてハゲてなくて奇抜じゃない、清潔感のあるものなら割となんでもいい。

話し方なんてゆっくり喋る事意識すれば、少なくともキモくはない。(どもり早口はキモがられるし、何より聞き取れない

話の内容なんて、あるようで無い事の方が多いし、メール(今はLINEか…)の内容も似たようなものだ。

趣味なんて相手に興味が無ければ右から左に流れていく。

 

そりゃ話が上手い人はそんなことにはならないんだろうが、所詮はコミュ障の付け焼き刃。

少しでも印象をよくしようとしたところで、

 

あー、なんかいい人っぽいよね。

 

これで終わり。

 

悪い印象は残らないが

そもそも記憶にも残らない。

 

顔も覚えてないのに服装や髪型を覚えてるはずもなく

 

結果このありさま。

 

結局のところ

モテる努力なんてのは、いかにいい人を演じる努力の事で

モテる努力とは言わない。

 

本当にモテる努力なんてのは

いかに印象を残すか

キモがられようが多少悪い印象だろうが

記憶に残って

 

あの人無茶苦茶だけど、面白い!

 

と思わせる事こそが重要だ。

 

それが証拠に

数少ない友達で

日常生活大丈夫か?

と聞いてしまいそうになる奴がいる。

 

彼は秀でた見た目をしてるわけでもなく、特段何かに優れているわけでもないが、女に困った事はない。

 

趣味らしい趣味もなく、休日も仕事の勉強をしているような真面目な男で、よくわからないところで頑固。

気の利いた言葉で女を喜ばせるなんて彼は考えもつかないだろう。

 

だが、モテる。

 

彼の良さを人に尋ねると、皆首を傾げる。

 

「変わってるけど悪い奴じゃないよ。真面目だし。ただ、いいとこって言われたら…うーん。」

 

こんな彼だが、モテる。

あと友達も多い。

こんな私とも友達でいてくれる。

 

つまり、だ。

 

別にモテる努力をする必要はない。

 

そして、いい人である事はいい事ではない。

 

いい人、とは

 

どうでもいい人

都合のいい人

 

 己にとって良いことなど一つもない。

 

特に異性にとって「いい人」ほどあてにならない指標もないだろう。

 

お前が今しているモテる努力なんてのは全くの無駄・無意味なのだ。

 

そもそも

 

始めから100点の人を評価しようとすればマイナス評価になる。

 

この人、すごくいい人だと思ってたのに○○が変、××が嫌・・・

といった風に

 

せっかくいい人になったのに減点方式で評価されてしまう。

 

逆に最初の評価が低い人はどうだろう。

 

とっかかりが低いので少し優しくすれば過剰に評価され、なおかつプラスになる。

 

マイナスから入ったいい人よりも、プラスで評価され続ける悪い人のほうが評価されやすい。

 

ヤンキーが更生すると過剰に評価されるのと同じ現象だ。

 

世の中、異性に好かれるためには

気に障る存在であるべきである。

 

いい人になるなんて誰にでもできることだから

引かれない程度にキモい存在になろう。

 

それこそがモテる努力というのだろう。

 

気づくのに30年かかってしまったなぁ・・。